国力と市場参加者/マージンコールとロスカットの違い...

国力とは?@

何が国力かというのを端的に示すのは難しいのですが、
一般的には、経済力や軍事力、政治力などを含めて、

 

その国が持っている力の
強弱を意味しているものといえます。

 

外国為替市場では、基本的には、
国力の強い国が発行している通貨が買われます。

国力とは?A

この点において、現状では
世界で最も強い国力を持つ国は、
米国であるというのが、共通認識となっています。

市場参加者とは?

市場参加者というのは、
為替や株式などの金融取引を行うために、
それらが取引されている市場に
参加している人たちのことをいいます。

 

具体的には、銀行や生損保会社、
ヘッジファンドといった機関投資家や、
個人投資家を指します。

 

特に外国為替市場の場合には、
貿易取引などの必要性に応じて

 

市場での取引に参加している商社や
メーカーなども存在しています。

 

よって、為替レートは、
このような様々な市場参加者の思惑を受けて
形成されることになります。

 

スポンサーリンク

ロスカットとは?

ロスカットというのは、
ロス(損失)をカット(切る)という言葉どおり、
ある一定の基準に達したら、その時点で
有無を言わさず強制決済することをいいます。

 

かなりの損失が出ていても、
「このまま待っていれば戻ってくるのでは…」とか
「もう少しで下がり始めるのではないか…」などと考えて
ポジションを放置しがちです。

 

しかしながら、ロスカットになってしまうと、
強制決済=損失確定となってしまいますので
注意したいところです。

マージンコールとロスカットの違いは?

マージンコールには一定の猶予がありますが、
ロスカットの場合には、
その時点で取引終了となりますので、

 

投資家が真に恐れなければならないのは、
このロスカットということになります。

 

つまり、FX取引におけるリスク管理の最大のポイントは、
このロスカットに掛からないようにすることにあります。

 

FX取引では、
ロスカット(強制決済)さえされなければ、
現在のポジションを持ち続けることができるからです。

 

■マージンコール・・・一定の猶予期間をおいて強制決済
■ロスカット・・・直ちに強制決済

 

なお、FX会社によっては、
マージンコール=ロスカットのところもあるようです。

 

スポンサーリンク