割高・割安、レンジとは?

割高・割安とはどのような状態のことをいうのですか?

「割高」というのは、ある基準に対して、
銘柄が高い場合をいいます。

 

反対に、「割安」というのは、
安い場合をいいます。

 

この割高・割安は、
株取引などで用いることが多いです。

割安の状態とは?

例えば、Aという会社は、資産や業績は、
同業他社と比較して劣るわけではないのに、
株価が低迷しているという場合があります。

 

このような状態は、
「割安」の状態であるといえます。

割高の状態とは?

例えば、上場して間もないBというベンチャー企業は、
それほど実績がないのに、
将来性を見込まれて買いが集まっているために、
比較的株価が高めに推移しているという場合があります。

 

このような状態は
「割高」の状態であるといえます。

 

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レンジとは?

レンジ(range)とは、
変動が可能な「幅」や「範囲」を示す用語ですが、
相場用語でレンジといった場合には、
値幅、価格帯のことを指します。

 

なお、一定の値幅で
上下動を繰り返している相場の状態のことは
「レンジ相場」と呼ばれます。

様子見とはどのような態度のことですか?

様子見というのは、
相場の動向を見守るのみで、
取引を控えている市場参加者の態度を示す言葉です。

 

市場参加者は、
売買の動機づけとなるような材料に欠けていると考えたり、
あるいは大きなイベントを控えて、
その結果次第で売買を行いたいと考えるために、
こうした態度をとることになります。

 

なお、様子見は、
「模様眺め」とか「手控え」などともいわれます。

 

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