指値注文とはどのような注文方法ですか?
指値注文というのは、
いくらになったら買いたい(売りたい)という注文方法のことで、
この注文には、当然、あらかじめ
希望する売買価格を入力しておく必要があります。
指値注文のメリットは?
指値注文は、
成行注文とは考え方が反対なので、
メリットもデメリットもわかりやすいです。
まずメリットは、約定する価格が
はっきりしている点があげられます。
また、自分の中に「いくらになったら買い水準」
という確固たる見通しさえあれば、
そのレートで指値注文を出しておくだけで、
相場を見続けなくても済みます。
指値注文のデメリットは?
指値注文のデメリットとしては、
レートが指定したところまで達してくれない限り、
いつまでたっても
売買が成立してくれないことがあげられます。
例えば、現在のAskレートが
1ドル=100.35円だとして、このとき、
1ドル=100.30円まで下がったら買いたいと思って、
100.30円のAskレートで指値注文を入れたとします。
しかし、上記の1ドル=100.35円が底で、
そこからは急反発して、
100.40円をさらに超えて上昇し続け…
という状況になっても、
買うことができないということがあるのです。
指値オーダーとは?
指値オーダーというのは、
オーダーを出す時点のレベルより
低いレベルの買いレート、
あるいは高いレベルの売りレートを
指定して出す売買オーダーのことをいいます。