テクニカル分析と投資判断

テクニカル分析は羅針盤@

投資というのは、
常に決断と判断の連続です。

 

しかしながら、投資家も人間である以上、
その日の心理や心情に
投資判断が左右されてしまいがちです。

テクニカル分析は羅針盤A

このような一定とはいえない勘や心理を
排除したテクニカル分析は、
客観的な判断を可能にしてくれます。

 

つまり、テクニカル分析とは、
予測不能な為替相場の先を照らす
羅針盤のようなものといえるのです。

FXでのテクニカル分析を使った投資判断とは?

現在のドル円の
為替レートが105円だったとします。

 

この先の為替レートは
上昇するのか下降するのは、
どうのように判断すべきでしょうか。

 

まずはじめにすべきことは、
105円というレベルが、現時点で
どのような位置にあるのかを確認することですが、
この作業をテクニカル分析と呼びます。

 

そして、例えば、
この日の前日の取引レンジが
高値は106.50円で
安値が104.80円であったとしたら、

 

現在の水準は、
最近の為替相場のなかでは
安い方に位置しているということがわかります。

 

こうした判断に基づいて、投資家は
「安いから買ってみよう」とか
「前日の安値を抜けたら売ってしまおう」
などと考えて、投資判断を下すことができるのです。

テクニカルポイントとは?

前述したような前日の高値や安値というのは、
主観的な数値ではなく、
相場の客観的なデータであり、
投資家の心理や心情が排除された
相場の現実を表しています。

 

こうした誰でも入手可能で、
客観的な相場のレベルのことを
テクニカルポイントと呼びます。

 

テクニカル分析を理解する第一歩としては、
難しい分析よりも、
むしろ高値・安値など
単純なポイントから見ていくことが大切です。

 

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