トレンドラインを利用した分析方法とは?/レンジブレイクとは?

サポートラインとレジスタンスラインの内側の動きの特徴は?@

トレンドとなるサポートラインや
レジスタンスラインの内側では、

 

このラインを超えないようにしようとする
内向きの力が働きます。

サポートラインとレジスタンスラインの内側の動きの特徴は?A

なので、サポートライン(安値)に近づくほど
買いの圧力が強くなり、

 

反対に、
レジスタンスライン(高値)に近づくほど
売りの圧力が強くなっていきます。

 

そのため、結果的に
このレンジ内で相場が動くことが多くなるのです。

 

なお、この状態が長く続けば続くほど、
それだけ強いトレンドといえます。

トレンドラインを利用した分析方法とは?

テクニカル分析の基本は、
トレンドの方向をつかみ、
また、そのトレンドの方向が変わるときを見つけて
売買のタイミングを計ることです。

 

トレンドラインを利用したものには、
保合い状態から離れるポイントや、
また、天井や大底のブレイクポイントを
分析する方法などがあります。

 

なお、天井とは、
高値から下落に転じるポイントのことであり、

 

反対に、底とは、
最安値から上昇に転じるポイントのことをいいます。

 

チャートには、
様々なパターンがありますので、
色々と見比べて研究することが大切です。

 

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レンジブレイクとは?

しかしながら、どんなトレンドでも、
必ずそのトレンドラインを突き抜けていく、
すなわち、あるレンジをブレイクする局面が訪れます。

 

ちなみに、そのブレイクするまでの間は、
トレンドラインのなかのレンジに収まろうとして、
内向きの力が働き、
そのトレンドライン付近で、
多くの売買が繰り返されてきたと考えられます。

 

そして、サポートラインの付近で
安値圏だと思って買った投資家にとっては、

 

下に抜けたことで、
今度その付近まで戻ってくると、
そこは少ない損で逃げるための売り場へと変わります。

 

いったんこうした売りが大量に発生した場合には、
一度ブレイクして下に抜けてしまうと、サポートラインは、
上値のレジスタンスラインへと変わってしまいます。

 

同じように、レジスタンスラインでは、
それと反対のことが起こります。

 

つまり、一度ブレイクしてしまうと、
これまでとは反対の力が働き、

 

サポートラインがレジスタンスラインに、
レジスタンスラインがサポートラインへと変わります。

 

よって、トレンドライン付近では逆張りで臨み、
逆にブレイク直後では、
順張りで付いていく方がよいということになります。

 

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