金を売却したときの税金は?@
まず「金(ゴールド)」を購入したときに、
気になるのは税金のことです。
同じ現物資産である
土地や家屋、自動車などは所有しているだけで、
固定資産税や自動車税といった税金がかかりますが、
「金」については、
所有しているだけでは税金はかかりません。
金を売却したときの税金は?A
つまり、
「金」は売却して、利益が出たときに
初めて税金がかかるということです。
金を売却したときの税金は?
「金」の売却益については、金取引の状況に応じて、
次の3つに分類されます。
■譲渡所得
■雑所得
■事業所得
一般に、
年収2,000万円以下の会社員の場合には、
20万円以下の所得については、
所得税の確定申告は不要です。
ただし、金の売却益なども含めて
20万円超の所得があったときには、
他の所得と合算して課税の対象となります。
譲渡所得の特徴は?
総合課税の譲渡所得の特徴としては、
譲渡益から特別控除の50万円を
差し引くことができる点があげられます。
「金」の場合、売却価格から
購入価格と手数料を差し引いた金額が譲渡益となり、
特別控除の50万円を差し引きます。
なお、さらに「金」を購入してから売却するまでの期間が
5年を超える長期の譲渡に該当すれば、
譲渡益を2分の1に減額することができます。