金地金と金貨ではどちらがトク?

一度に100g以上買うなら金地金がトク?@

金地金の場合は、
1kg地金と500g地金以外は、

 

購入時と売却時の両方で
バーチャージ(加工費)がかかりますので、

 

投資効率といった面からすると、
1kgあるいは500gの地金を買うのがお得です。

一度に100g以上買うなら金地金がトク?A

一方、金貨の場合は
バーチャージはかからないのですが、

 

鋳造費などがプレミアムとして
上乗せされていますので、

 

重量当たりの購入価格は
金地金よりも割高になります。

 

しかしながら、
売却価格も金地金より割高になる
というメリットもあります。

 

そういったことも加味して考えますと、
一度に100g以上買うのであれば金地金がお得であり、
それ以下であれば金貨がお得ということがいえそうです。

 

ただし、金貨は傷があると
売却時は価格から
プレミアム分が差し引かれてしまいますので、
保管には注意が必要です。

 

ちなみに、
金地金を売却する際のバーチャージですが、
地金が複数枚であっても
合計で500g以上になるのであれば不要となります。

金は金融資産全体の何割くらいも持つべき?

株式や債券などの有価証券は、
発行者の破綻などによって、
場合によっては
資産価値がゼロになるリスクもあります。

 

しかしながら、「金」というのは、
発行者のない実物資産でありますから、
信用リスクはなく、
安全性が高いという魅力があります。

 

その一方で、
「金」には金利が付かないというデメリットや
価格変動リスクもあります。

 

なので、
株式や債券などのリスクヘッジのために
「金」を購入するという場合には、
金融資産全体の1割ほどを
「金」で保有するのがよいと思われます。

 

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