金ETFにはどのような銘柄があるの?@
日本国内で上場している金ETFには、
東証のSPDRゴールド、ETFS金上場投信、
大証の金価格連動型ETFがあります。
なので、金ETF投資を始める場合には、
これらのうちからいずれかを選択することになるわけですが、
ここで「どのような基準をもって選べばよいのか」
ということが問題となってきます。
金ETFにはどのような銘柄があるの?A
ちなみに、
複数の金ETFに投資するというのは、
分散投資になりませんので、
あまり意味がないといえます。
インデックスとの連動率で選ぶ?
ETFの場合、
もっとも重視する必要があるのは、
指標としているインデックスとの連動率になります。
これは、連動率が高ければ優秀であり、
逆に連動率が低い、すなわち
インデックスとの基準価額との乖離が著しければ、
いくら運用成績がインデックスを上回っていても
優秀とはいえないからです。
実際、証券取引所も
ETFの上場審査において、
インデックスとの連動率(相関係数)を、
もっとも厳しくチェックするといわれています。
日本国内の金ETFのインデックスとの連動率は?
一般に、
商品ETFの連動率は高くなっていますが、
金ETFの場合も、
リンク債で運用している金価格連動型ETFを含めて、
どれも金価格との連動率は非常に高いといえます。
この点においては、
どの金ETFでも大きな差はないようです。