景況感と景況感格差は?@
景況感というのは、一国の経済活動について、
経済が好況なのか、
あるいは、経済が低迷しているのかを
端的に表すものです。
わかりやすく言うと、
一国の経済活動に元気があるのか、
元気がないのかということを表したものといえます。
景況感と景況感格差は?A
あるいは、
その国のGDP(国内総生産)が
前年同期比でプラス(伸びている)なのか
マイナス(減少している)なのかで、
その時々の一国の経済の健康状態を
容易に判断することができると
言い換えることもできます。
そして、景況感格差というのは、
その時々の二国間における
経済の健康状態を比べたものをいいます。
二国間の景況感格差を比べるには?
他国と同様、日本のGDPは、
内閣府から四半期(3か月)ごとに
速報値や確定値として発表されています。
なので、
世界の他の国や地域との間において、
その時々の景況感格差を容易に比べることができます。
景況感を比較する際の注意点は?
各国の景況感を比較する際には、
次のような点に留意しながら、
GDPの現状や変化の度合いを比べるようにしたいです。
■各国のGDPがプラスなのかマイナスなのか
■GDPの伸び率や下落率が大きいのか小さいのか
■GDPがプラスからマイナスに転じるのか、マイナスからプラスに転じるのか
また、さらにその先についても
効果的な判断が求められるわけですが、
その場合においても、
上記のような先行きや変化の度合いが
重要なポイントとなります。