レバレッジ取引とは?/スポット取引(ロールオーバー方式)とは?

レバレッジ取引とは?@

レバレッジ取引というのは、
元本よりも大きな取引ができる取引のことをいいます。

 

レバレッジ取引は、
元本と実際の投資額の比率によって
「レバレッジ○倍」などと呼ばれます。

レバレッジ取引とは?A

具体的には、1ドル=100円のときに、
100万円の投資資金で、
10万通貨の投資をした場合には、
レバレッジ10倍の取引ということになります。

 

⇒ (100円×10万通貨)÷100万円=10倍

 

また、取引業者によって
利用できるレバレッジは異なりますが、
一般的な業者では、
10倍程度の取引を行うことが可能です。

 

といっても、レバレッジについては、
顧客がボタン操作などによって
「レバレッジ何倍」と設定するものではありません。

 

あくまでもレバレッジは、
元本と実際の投資額の比率に対する通称である
ということを覚えておかれるとよいと思います。

 

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スポット取引(ロールオーバー方式)とは?

スポット取引というのは、
2営業日後に決済をするものですが、

 

これをそのまま適用すると、通常、
通貨の受け渡しなどを行わない個人投資家は、
それまでに必ず反対売買(差金決済)をして、
ポジションを閉じる必要があります。

 

しかしながら、これでは
かなり使い勝手の悪い取引と言わざるを得ません。

 

そこで、FXでは、
その日の終わり(翌日のはじめ)に
未決済のポジションを繰り延べるオペレーションを行います。

 

わかりやすく言うと、
「翌営業日もの対翌々営業日もの」のスワップ取引を行って、
決済日を1日づつ繰り延べていくのです。

 

スポット取引の「ロールオーバー」というのは、
このことをいうのです。

 

つまり、本来は
2営業日後に決済をしなければならないスポット取引でありながら、

 

実質的には決済日が無期限に延長され、
投資家は決済日を気にすることなく為替の取引を行えるのが、
ロールオーバー方式なのです。

ロールオーバーの作業は誰が行うのですか?

ロールオーバーの作業は、
投資家が特別なことをする必要ななく、
FX取引業者が自動的に行います。

 

なので、当然、
手数料も不要です。

 

なお、スポット取引のロールオーバーを行う際には、
通貨ペア間の金利差(スワップポイント)の
受け払いが生じます。

 

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