FXと外貨預金の取引レートは?@
手数料と同様に、
FXは取引レートでも
外貨預金よりも有利になっています。
これは、日本の銀行が
朝10時頃に決まる仲値というレートから、
1ドルにつき1円ほど利益を上乗せして
ドルを個人に売っているからです。
FXと外貨預金の取引レートは?A
この対顧客売買レートというのは、
専門用語でTTBやTTSと呼ばれています。
外貨預金も同様で、
交換レートで1円上乗せされます。
なので、手数料とあわせると
片道合計2円もコストが発生している
ということがいえます。
1万ドルなら2万円、
往復4万円ものコストがかかります。
これに対して、FXの場合は、
スプレッドという手数料はあるものの、
レートについては、
インターバンク市場で取引されている
インターバンクレートです。
しかも、多くのFX取引業者の手数料は
往復でも20銭以下ですから、
FXは外貨預金と比較して、
1ドルにつき3円以上も
有利な取引ができるといえます。
その他、FXが外貨預金よりも有利な点は?
その他、FXが外貨預金よりも有利な点としては、
次のようなものがあげられます。
■スワップ金利が外貨預金の利息よりも高いこと
■取引が24時間いつでもできること...など
FXの手数料体系は?
FXで為替取引を行う場合には、
手数料がかかります。
また、インターネット経由の取引と
コールセンター経由の取引では、当然ですが、
インターネット経由の取引のほうが
手数料は割安です。
投資家側からすると、
手数料は安いに越したことはないですが、
単に手数料が安いからといって、
そのFX会社がよい業者かというと、
必ずしもそうとはいえません。
FX業者もビジネスですので、
手数料、為替レート、スワップポイントの
どれかで収益を上げなければ事業が成り立たないからです。