FXのコストは?/スプレッドの注意点は?

FXのコストは?

そもそも外貨建て金融商品というのは、
取引コストの高い金融商品です。

 

例えば、外貨預金の場合には、
円を外貨に替えて預け、
満期などが到来したら
外貨を円に替えて現金を受け取ります。

 

この「円から外貨」、あるいは
「外貨から円」という為替取引を行う際に、
為替手数料というコストが生じます。

スプレッドの注意点は?

FXには、為替手数料だけでなく、
もう一つのコストとして
スプレッドがあります。

 

このスプレッドというのは、
外貨の買いと売りのレート間にある
差額のことですが、

 

この差額が大きくなればなるほど、
スプレッドの負担は重くなります。

 

よって、FX会社を選択する際には、
為替手数料が安いことも大切ですが、

 

それに加えて、
スプレッドが小さいかどうかについても、
十分検討する必要があります。

 

なお、FX会社のなかには、
為替手数料を無料にして、スプレッドで
大きくコストを取るところもありますので、
注意が必要です。

スプレッドはコストである

例えば、ドル円市場で、
1ドル=100.00円−100.05円
という5銭のスプレッドがある場合には、

 

100.05円でドル買い/円売りをした直後に
100.00円でドル売り/円買いをしても、

 

100.00円でドル売り/円買いした直後に
100.05円でドル買い/円売りをしても、
コストは5銭かかることになります。

 

つまり、このスプレッドというのは、
投資家にとってはコストになりますので、

 

スプレッドは狭ければ狭いほど
個人投資家には有利であるといえるのです。

 

また、スプレッドの狭いFX会社は、
よいレートを提供している会社ということになります。

 

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