独歩高、独歩安、模様眺め、ちゃぶつく、値が飛ぶとは?

独歩高とはどのような状態をいうのですか?

独歩高というのは、
他の銘柄は低迷しているのに、
ある特定の銘柄のみが上昇する状態のことをいいます。

 

具体的には、ドルもユーロも低迷しているのに、
日本円のみが高いときには、
「円独歩高」などと表現されます。

独歩安とはどのような状態をいうのですか?

独歩安というのは、
他の銘柄は堅調に推移しているのに、
ある特定の銘柄のみが低迷する状態のことをいいます。

 

具体的には、
ドルや日本円が堅調に推移しているのに、
ユーロのみが安いときには
「ユーロ独歩安」などと表現されます。

模様眺めとは?

模様眺めというのは、
市場参加者が取引を控えている、
という相場に対する姿勢を示す言葉の1つです。

 

具体的には、
決定的な材料に欠けるため、
市場参加者が売買行動をとらず、
今後の模様を眺めるだけにとどまっている状態のことをいいます。

 

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ちゃぶつくとはどういう意味ですか?

ちゃぶつくというのは、
買った途端に下がって損を出し、
売った途端に上がってまた損が出る、
というように、取引するほどそれが
裏目に出て損を重ねていくことをいいます。

 

このちゃぶつく状態は、
相場に方向感がなく、
不安定な動きとなっているときに多く表れます。

 

ちなみに、そのような相場のことを
「ちゃぶつき相場」などといいます。

値が飛ぶとはどういうことですか?

値が飛ぶというのは、
極めて短時間で大幅に値段が動くことをいいます。

 

この値が飛ぶ現象は、
年末年始や長期休暇など、
市場が閑散としている時期に比較的起きやすいです。

 

これは、市場参加者が少ないため、
相場が不安定で、
売り注文や買い注文が若干多めに出ただけでも、
相場が乱高下するからです。

 

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