逆指値注文はどのように利用するのですか?
為替市場には、必ずトレンドと呼ばれる、
上昇・下降の波が発生しますので、
儲けるためには、
その波に上手く乗って売買することが必要になります。
そこで、この逆指値注文を
効果的に利用すれば、
新しく発生したトレンドに非常に乗りやすくなります。
具体的には?
例えば、現在のAskレートが
1ドル=100.35円だとして、この時点では、
その後レートが上昇するか下落するかはわかりません。
こういったときに、
「1ドル=100.40円になったら買い」
という逆指値注文を入れるのです。
逆指値注文を入れた時点では
「いくらより高くなったら買う」という、
一見不合理な発注ですが、
上昇トレンドに入った時には、
100.40円で買ったポジションを保有しつつ、
含み益が膨らんでいくことになります。
逆指値注文のメリット・デメリット
逆指値注文のメリットとデメリットとしては、
次のようなことがあげられます。
■メリット
・含み損が発生し始めた場合、損失の拡大を確実に止められる相場を見続けていなくても、トレンドに乗りやすくなります。
■デメリット
・一瞬でも逆指値レートに達すると、売買が成立してしまいます。
ジー・ティー・シー・オーダー(GTC)とは?
ジー・ティー・シー・オーダー(GTC)というのは、
取り消さない限り有効なオーダーのことをいいます。