日本の政治動向の為替相場への影響/為替相場と関連性のある相場は?

日本の政治動向は為替相場どの程度影響を与えますか?@

日本の政治が不安定になると、
基本的には、円売りドル買いの圧力が加わりますが、

 

それが短期的にでも為替相場に影響を及ぼすのは、
他に強く相場を動かす材料がないときであって、
長期的にはまずありません。

日本の政治動向は為替相場どの程度影響を与えますか?A

相場を見ていると、
どうしても近視眼的になり、

 

特に日本人であれば、
日本の政局の揺れを
過度に大きな材料として見てしまいがちです。

 

しかしながら、
そのようなことはまずありませんので、

 

すべての材料を
客観的に見ることが重要になってきます。

ご祝儀相場とはどのようなものですか?

2009年4月に就任したオバマ米大統領の
勝利が決定した時には、
米ドルが瞬間的に大きく上昇しました。

 

これは、もちろん米国の方が
日本よりも重要度が高いこともあるのですが、

 

それ以上に、
米大統領の交代は滅多にないことだからです。

 

また、ブッシュ政権に対する
批判からくる祝福ムードが、
市場全体を支配したともいえます。

 

ご祝儀相場というのは、
まさにこのような相場のことをいいます。

 

ちなみに、ご祝儀相場は
実体経済には何も関係がありませんので、
短期的な上昇で終わります。

為替相場と関連性のある相場は?

為替相場と関連性のある
代表的な相場(市場)としては、
次の4つのものがあります。

 

■株式市場
■債券市場
■原油市場
■金市場

 

また、株式市場と為替相場の関係性としては、
その大前提として、
その国の株価と通貨は同じように動くということがあり、

 

「株価が上昇するから通貨が上昇するケース」と、
「通貨が上昇するから株価が上昇するケース」の
両方があります。

 

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