景況感の見方とは?@
各国の景況感を比べるときには、
次のような視点で判断します。
(1)各国のGDPがプラスなのかマイナスなのか
(2)GDPの伸び率や下落率が大きいのか小さいのか
(3)GDPがプラスからマイナスに転じるのか、
マイナスからプラスに転じるのか
景況感の見方とは?A
このような見方をしていきますと、
その時々の為替レート(ドル/円相場)の
短期的な力関係や、
今後のトレンド、
すなわち円高基調なのか円安基調なのかを、
ある程度の確率を持って
判断することができるようになります。
具体的には、例えば、(1)と(2)は、
為替市場におけるトレンドの現状の判断に最適です。
一方、(3)は、
為替市場における短期的な方向性
あるいはトレンドの転換点、
つまり円高から円安、
円安から円高の判断に最適です。
経済が好況の国とは?
経済が好況の国、
つまり元気がある国というのは、
世界の投資マネーにとっては、
投資魅力の高い国と判断されます。
なので、このような国には
海外から投資マネーが流れ込むようになります。
また、経済が低迷している国、
つまり元気がない国というのは、
基本的には、
上記の元気がある国の
反対の見方をすればよいと思われます。
具体的には、
経済が好況の国(元気がある国)には、
次のようなことによる
投資収益の確保が期待できますので、
投資家にとっては
投資魅力が満載ということがいえます。
■株式市場の値上がり
■金利水準の上昇
■通貨高
・海外投資家にとっては、
投資先の通貨高はリターンとなります。