景気動向指数で景気の転換点を判断/CI・DIとは?

景気動向指数とはどのようなものですか?@

景気動向指数というのは、
景気の方向性※を示す指標のことで、
DI(Diffusion Index)が用いられます。

 

具体的には、景気に敏感な指標を選定して、
その中で、3か月前に比べて
改善している指標が占める割合により、

 

景気の「山」や「谷」となる転換点を
判断する材料とするものです。

景気動向指数とはどのようなものですか?A

なお、景気動向指数が高いと、
その国の景気が活性化するとみられ、
その国の通貨は上昇する傾向にあります。

 

※上向きか下向きかという方向性です。

CIとは何ですか?

景気の動向を示す指標には、
CI(Composite Index)もあります。

 

DIは単に上向きか下向きかを示すものですが、
CIではどの程度よくなったか、
あるいは落ち込んでいるかがわかります。

 

なお、内閣府は
2008年4月分以降については、
CIを中心に景気動向指数を
公表する方針をとっています。

 

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景気動向指数DIはどのように判断したらよいのですか?

DI(Diffusion Index)は、
景気の変化の方向を示します。

 

具体的には、代表的な経済指標※の中で、
3か月前の数値よりも改善したものが
どの程度占めているのかで判断されます。

 

例えば、30指標のうち
半分がよくなっているとしたら、
経済が上向きだと判断できます。

 

※およそ30程度のものです。

景気動向指数CIはどのように判断したらよいのですか?

CI(Composite Index)というのは、
景気の量感、つまり、
どれくらい変化したかを示すものです。

 

具体的には、
景気の山の高さや谷の深さを
計測して判断するもので、

 

単なる上向きや下向きではなく、
どの程度よくなっているのか、
どの程度落ち込んでいるのかをみます。

 

なお、DIを補完する目的で
用いられる場合があります。

 

ちなみに、景気動向指数が高いと、
その国の景気が活性化するとみられ、
その国の通貨は上昇する傾向にあります。

 

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