インターバンク市場とは?
インターバンク市場というのは、
主に銀行間で行われる外国為替市場のことをいいます。
個人投資家が取引業者に出した注文は、
最終的には、このインターバンク市場において
銀行間で売買されることになります。
また、このインターバンク市場での
為替レート(インターバンクレート)が、
FXに利用されるレートの基準になっています。
対顧客市場とは?
対顧客市場というのは、
インターバンク市場に対する市場のことです。
また、対顧客市場は、
銀行が、次のものと通貨取引を行う市場のことをいいます。
■事業法人 ⇒ 商社や輸出入業者など
■機関投資家 ⇒ 生命保険会社、損害保険会社など
■ヘッジファンド...など
なお、個人投資家も
この対顧客市場の中に含まれます。
FX業者に対するニーズとは?
投資家にとっては、
取引できる通貨ペアが多いFX業者の方が
選択の幅が広がります。
また、次のような注文方法があるなど
その種類も多いに越したことはありません。
■指値
■逆指値
■IF DONE
■OCO...など
さらに、証拠金取引といっても為替取引なので、
差金決済以外に、通貨そのもの、
すなわち、現物のデリバリーをしてもらえるかどうか
ということも気になります。
また、FX取引業者の中には、
投機目的の個人投資家のみでなく、
実際に輸出入を手がけている事業者の方もいますから、
そのような顧客にとっては、
為替予約やヘッジなど
実需に対応できる事業者であるということも
取引の前提条件になります。
ちなみに、実際に
現物のデリバリーに対応できるかどうかというのは、
そのFX業者の信用状況や
バックグラウンドの確かさを判断するうえでも
重要なポイントになります。