仲値・TTB・TTS/為替レートの手数料...

仲値とは?

仲値というのは、
銀行が朝10時頃に顧客に提示する
基準レートのことをいいます。

 

基本的に仲値は、
その日1日のレートとして利用されますが、
値動きが大きいときは再設定されます。

TTBとは?

TTBというのは、
Telegraphic Transfer Buying Rate の略です。

 

TTBは、銀行などの金融機関が
顧客へ提示する、
外貨の買い価格のことです。

 

ドル円の場合は、
基本的には「仲値−1円」で設定されますが、
その他の通貨の場合は、
ドル円よりも不利に設定されます。

 

TTBは、FXで提示されるレートとは異なりますが、
外貨預金や海外旅行の際に関係してきます。

TTSとは?

TTSというのは、
Telegraphic Transfer Selling Rate の略です。

 

TTSは、銀行などの金融機関が
顧客に提示する、
外貨の売り価格のことです。

 

ドル円の場合は、
基本的には「仲値+1円」で設定されますが、
その他の通貨の場合は、
ドル円よりも不利に設定されます。

 

TTSは、FXで提示されるレートとは異なりますが、
外貨預金や海外旅行の際に関係してきます。

 

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為替レートの手数料とは?

為替レートには、ビッド/アスクという、
買値と売値があるのですが、

 

この値幅は、投資家側から見た場合には、
手数料と同様のものとなります。

 

例えば、ドル/円で
「ビッド100.20円−アスク100.25円」
という条件の場合には、

 

1ドル=100.25円で買ったドルを、
1ドル=100.20円で売らなければならないわけで、
この1ドル当たり5銭の差が
投資家の負担(手数料)となるのです。

 

また、同じように、
スワップポイントにも買いと売りで差があります。

 

例えば、「買い0.35円−売り0.39円」
というスワップポイントでは、

 

1万ドルを買う場合には、
1日当たり35銭を受け取ることができますが、

 

1万ドルを売る場合には、
39銭を支払わなければなりません。

 

つまり、買いと売りの間には4銭の差があり、
この差が投資家の負担(手数料)となるのです。

 

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