マージンコールとロスカットは?

マージンコールとロスカットは?@

マージンコールというのは、
「損失額が一定水準に達したので、
新たに証拠金を差し入れる必要があります」
という通知のことを言います。

 

そして、ロスカットというのは、
取引の強制決済のことです。

マージンコールとロスカットは?A

FXは、常に為替レートが変動していますので、
その状況次第では、損失が生じることもあります。

 

例えば、ドルを買った後に円高ドル安が進めば、
為替差損が生じますが、

 

この為替差損が証拠金に対して
どの程度の比率に達したかによって、
新たに証拠金を差し入れたり、
または取引が強制終了されたりするのです。

 

もちろん、こうした事態は避けたいところですが、
このシステムがあることによって、
相場が急変した時でも、
損失額が大幅に拡大するのを防ぐことができるのです。

証拠金とは?

FXというのは、
外国為替取引を行うのに必要な資金を
FX会社より借りて、その資金で、
外貨を売買する取引のことを言います。

 

ですから、FX会社から信用を受ける上では、
一定額の担保を納める必要があるのです。

 

この担保のことを、証拠金と言います。

 

基本的に証拠金は、
現金で預け入れることになりますが、

 

FX会社の中には、
株式や債券などの有価証券で
預託することを認めているケースもあります。

 

ただし、実際に取引している外貨に
含み損が生じた場合には、
担保力が低下しますので、
追加で証拠金を預け入れなければなりません。

 

これが追証であり、また、
追証を納めてくださいという事前通知が、マージンコールです。

 

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