IFD注文とは?
IFD注文というのは、
正式にはIF DONE注文といいます。
IFD注文の注文方法は、
新規の注文と仕切り注文を
同時に出すというもので、
利益確定のIFD注文と、
損失限定のIFD注文があります。
利益確定のIFD注文とは?
例えば、現在の為替レートが
1ドル=100円だとします。
もう少しドルが安くなったところで
買いたいということで、1ドル=99円で
米ドルの買い指値注文を出すとします。
このとき、将来的には
1ドル=105円になるという見通しであれば、
IFD注文によって、
1ドル=99円の新規買い注文と、
1ドル=105円の売り注文を
同時に出すことができます。
損失限定のIFD注文とは?
損失限定のIFD注文というのは、
将来的にドルはもっと高くなると思っても、
状況によっては安くなるリスクもある
という場合の注文方法です。
例えば、1ドル=100円以上になった場合に、
ドルの買い注文(逆指値)を出すのと同時に、
ドル安による損失発生に備えて、
1ドル=99円でも
損失限定のドル売り注文を出しておきます。
オファーとは?
オファー=Offer で、
市場で提示する側(FX会社)の売値のことで、
アスク(Ask)と同様の意味です。
なお、オファーは、
投資家にとっては買値になります。
対顧客市場とは?
対顧客市場というのは、
銀行が事業法人や機関投資家などと
通貨取引を行う市場のことをいいます。
地合いとは?
地合いというのは、
相場の雰囲気や状況のことをいいます。
具体的には、
「現在、地合いが良い」とか「堅調地合い」
などといわれる場合は、
今後の値上がりが予想されます。
逆に、「地合いが悪い」とか「軟調地合い」
などといわれる場合は、
今後の値下がりが予想されます。