ストップロスとは?/追加証拠金を入れるとは?

ストップロスとは?@

ストップロスというのは、
ロス(損失)をストップ(限定)させるために行う
取引のことをいいます。

 

外国為替取引に限りませんが、
価格変動が伴う金融商品に投資する際には、
損失額がどの程度になったところで損切りをするのかを
あらかじめ決めておいて、

 

その水準に達したら、
機械的に損切りをする方が、
長期的にみると有利になります。

ストップロスとは?A

とはいえ、投資家の多くは、
実際に損失が膨らんでいるにもかかわらず、
なかなか損切りをすることができずに、
さらに傷口を広げてしまいがちです。

 

とくにFXの場合は、
レバレッジの高い運用をしていると、
わずかな為替レートの変動によって、
実際の損失額が大きく膨らんでしまうというケースもあります。

 

よって、事前にストップロスを決めておき、
機械的に損切りを行うのが得策です。

 

もしかしたら買値(売値)まで戻ってくるかも…
と甘い期待感を持ってしまうと
なかなか損切りに踏み切れない状況に陥ってしまいがちですから
注意したいところです。

強制ロスカットとは?

強制ロスカットというのは、評価損が発生し、
証拠金維持率が一定レベルを下回った場合に、
FX取引業者が、強制的に
保有しているポジションを決済することをいます。

 

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手仕舞いとは?

手仕舞いというのは、
信用取引で売り、買いを
反対売買で決済することをいいます。

追加証拠金を入れるとは?

多くのFX会社では、
インターネット取引で
証拠金の50%を超える評価損が発生すると
アラームが表示されます。

 

しかしながら、アラームが表示された時点でも、
まだ反対売買を行ってポジションを閉じないで
損失がさらに拡大した場合には、

 

ほとんどのFX会社では
ストップロスを採用していますので、
証拠金額の一定割合を超える評価損が発生した時点で、
その直後には、自動的にポジションが閉じられることになります。

 

もちろん、追加証拠金(追証)を入れれば
ポジションを持ち続けることはできるのですが、
為替は24時間取引ですから、
夜間銀行が業務を行っていないと
資金の送金すらできないことがあります。

 

また、為替は動くときの速度というのは非常に速いので、
損失幅が拡大するのはあっという間です。

 

ストップロスにかかる損失ラインを
超えてから対処しようなどと考えていても、
実際には何もできないことの方が多いのです。

 

例えば、資金量目一杯の取引の場合ですと、
わずか5〜10円程度の相場変動でも
ポジションを維持できなくなってしまいますので、

 

株式の現物取引などとは
全く違った考え方が必要になるのです。

 

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