新値足とは?
新値足(しんねあし)というのは、
直近の新値が更新された場合にのみ、
新たに線を記録するチャートのことをいいます。
この新値足は、
非時系列チャートで、
トレンドの転換点を判断するために利用されます。
新値足の作成方法は?
新値足では、
価格が上昇して高値を更新した時点で
陽転を記入します。
その後下落して、
直前の陽線3本分を下回った場合には、
相場が反転したとみなして、
今度は陰線を追加します。
反対に、
価格が下落して
安値を更新すれば陰線を記入します。
また、その後下落して、
直前の陰線3本分を上回った場合には、
相場が反転したとみなして、
今度は陽線を追加します。
これは「三本新値」といわれ、
短期的なトレンドをみるために用いられます。
ちなみに、中期的なトレンドをみるためには
「五本新値」が、
長期的なトレンドをみるためには
「十本新値」が用いられます。
新値足はどのように判断するのですか?
新値足は、次のポイントで
売買タイミングを判断することができます。
■陰線から陽線に変われば(陽転)「買い」
■陽線から陰線に変われば(院展)「売り」
■陽転後、2本目の陽線が出現したら「買い」
■陰転後、2本目の陰線が出現したら「売り」
なお、新値足は、
価格がある程度反対方向に動かないと
陽転(陰転)しないので、
売買のタイミングの判断は
遅れる傾向にあります。